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崩れ耐性あれこれ

2013年05月11日

50cmぐらいのオブジェクトって、やたら崩れやすいですよねー。
ビューアのLODを決定するアルゴリズムの癖なんでしょうけど、
状況によっては改善できるのでその方法を紹介いたします。


まず、改善が見込める条件は、
 ・配布以降に、リサイズで大きくする必要がなさそうである
 ・想定プリム数に対して現状の換算値に余裕があること
となります。

1プリで作ろうとしてて、編集ウィンドウの「詳細」で確認した時に
  1 プリム
  0.8 ダウンロード
のような状態であれば、DL負荷に0.7弱の余裕があることになります。
この余ったマージンを使って崩れ耐性を上げることができます。


手順は、以下のようになります。

1.頂点を3個追加して面を貼ります
2.法線が下を向くようにして面を見えないようにします


3.面の大きさを調整して、オブジェクトの(本来の)バウンダリボックス
  よりも外側に配置します。


全体の中心を見た目の中心と合わせておくと勝手が良いです。

つまり、見えないポリゴンでオブジェクトの実際のサイズを大きくして、
見た目のサイズとずらしてしまう訳ですね。

スカルプのサイズ詐称とまったく同じ原理ですが、メッシュでは
サイズに応じて換算値がリアルタイムに変動するため何も考えずに
64mにしてみたり、、ってのはできなくなっていますのでUP時に
調整が必要です。


実際どれぐらいの効果があるのかを確認できるよう、お店の前に
サンプルを置いてますので興味のある方はご覧になってください^^

がちゃ屋へ行ってみる  


Posted by Yuji at 23:32Comments(4)